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お知らせ

ニチエネ被災地ボランティアレポート vol.4

2011年5月13日

ニチエネ被災地ボランティアレポート vol.4 写真

お疲れさまです。活動状況報告が遅くなって申し訳ありません。

ゴールデンウィークには石巻市に2000人近くのボランティアの方々がきて瓦礫撤去に、泥出しに精を出しました。僕らのチームもある集落のお祭りで炊き出しをしたり、市内の神社でのお祭りで炊き出しをしたり、泥出しをしたりと振り返る暇もないくらい怒涛のように時間が過ぎていきました。

今回、石巻市でボランティアに関わって来た中でこんなこともありました。ある家には「庭の花壇の泥を出してほしい」と言われました。花壇って趣味の範囲ですよね。そんな泥出しを自分達の仕事を犠牲にして来ている僕らボランティアに頼む事には首を傾げてしまいます。
ある人は「テレビは物資でありますか?」という人も。人間、生き残っただけでもありがたいと思っても、ちょっと時間がたつと忘れてしまうんですね。後、切実に思うことは被災者のニーズと非被災者のやってあげたいと思うことの間には時として噛み合わない事もよくあります。

ニチエネ被災地ボランティアレポート vol.4 写真

例えば自分が大工さんで三日間手伝えるとします。被災者の方は簡単な物置小屋がほしいとします。大工さんはやっぱりいい物置小屋をじっくり建てていきたいと勝手にイメージが膨らみます。ただ被災者本人は将来的にその場所にはもう住めないので早めに 自分の物が雨に濡れないように物置小屋が作りたいわけです。大工さんの何とかしていい小屋を作ってあげたいという気持ちは単なるその人のエゴになってしまいます。

単純に瓦礫撤去、泥出しくらいの作業なら是非お願いしますとなりますが、その次の段階になると被災者の方々とゆっくりと人間関係を作っていく事も重要に思います。初めて会った人と心落ちついて喋ることはなかなか難しいですからね。

ところで皆さんから頂いた義援金を有効活用する事ができました。大工チームが作った風呂場に薪専用の風呂釜をつけたのですが薪割りも結構大変です。義援金の中から追い焚きも簡単にできる外付けの灯油バーナーを購入させてもらい、取り付けました。タイマー付きですごい便利になりました。代金は三万円でした。義援金のおかげで購入する事ができました。高齢者の方に喜んで使ってもらってます。皆さんありがとうございます。

昨日は南三陸町、気仙沼に様子を見にいきましたが石巻市も確かに悲惨な状況ですが、ボランティアの人達が数多く来ているためまだ希望は残されてるような気はしましたが南三陸は特に衝撃的でした。希望という言葉が全く出てこないほど街は津波に飲みこまれ、何にも残っていませんでした。昨日でちょうど震災から2ヶ月、全く復興のメドはたっていません。原発の問題も含め、もはや自分には関係ないとはいえない日本、そして世界の問題です。自分には関係ないとやり過ごしていると結局自分の子供達に問題を押し付けるようになります。

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